愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


竜頭山(りゅうずさん)…753.2m

「竜頭の神の使いはマムシ」と言う伝説の山

今年の干支に因んで、年初に登ろうと思っていた「竜頭山」。しかし、なかなか訪問できなかった。

岩古谷や平山明神の登山口「和市」へ行く時は、この道を必ず通る。だから「いつでも行ける」との思いがあったし、春から秋にかけてはマムシが多いとも聞く。

なにせ、この山には「竜頭の神の使いはマムシ」と言う伝説もあるし、実際、パンフレットには「マムシはたくさんおりますが、かまわない限りかみつくようなことはありません。いじめたりすると、幾十、幾百ものマムシが群がり襲ってきて手に負えないそうです」とある。

そんな山には初冬から早春ぐらいしか登れない。そんな訳で、忙しい年末の12月24日にチャレンジしてみた。


山行き日 2012年12月24日
山名 竜頭山(りゅうずさん)
登り口/場所 愛知県新城市作手守義字小滝
標高 752.3m
標高差 402m
距離 7.1km
時間 4時間6分
あてにならないお疲れ度 ★★★☆☆

ルート:小滝集落の県道路上駐車(10:17)〜登山口(10:20)〜分岐(11:11)〜小竜頭(11:26)〜分岐(11:35)〜竜頭山山頂(11:59)〜大竜頭(12:24)〜展望テラス(12:30)〜大竜頭(12:35)大竜頭でランチタイム(13:01)〜竜頭山山頂(13:23)〜分岐(13:43)〜登山口(14:20)〜路上駐車(14:23)
県道のちょっと広い路肩に車を停めた。小滝集落の民家を通りぬけて登山口へ向かう。
鉄板の橋を渡れば、正面が登り口だ。
登山口にある道標。本当に沢を渡るのか…ちょっと疑問になったが、朽ちた木製の梯子が見える。やはり渡るようだ。
薄暗い針葉樹林を登って行く。 途中からクマ笹も登場して来た。
少し明るい尾根に。間伐された山林から三河の山々が垣間見える。  
急登、直登をクリアして「小竜頭」分岐まで登り切った。まず、小竜頭を目指し左折した。文字が読めない道標もちゃんと立っている。
小竜頭の先端に到着。 小竜頭であることを示す看板。
ここからの眺望。中央は大鈴山、コルの部分がグミンダ峠。そして右には平山明神山、岩古谷山と続く。
茶臼山方向か? 中央奥に、うっすらと南アが見える。
今度は分岐を通り越して竜頭山山頂へ。道標に従って進む。
山頂手前で新しい林道の開設工事が進められていた。そのため登山道が途中で切れてしまい、直接登ることが出来ない。で、低い場所から登山道へ戻った。
は〜い、山頂到着。眺望は無い。あるのは名板と三角点。
752.3mの名板。 二等三角点(点名:竜頭山)
大竜頭へ向かう。通行注意の立て看板が至るところに立っている。 アップダウンを繰り返し大竜頭の下まで来た。この岩場の頂上が大竜頭。
急峻な岩場を這い上がった。大竜頭の山頂だ。コの字型の石積みと数体の石仏が鎮座している。眺望はない。
注意書き横目に、眺望を求め大竜頭から急峻な崖を下りた。
   大鈴山 平山明神山 岩古谷山 鞍掛山 三ツ瀬明神 宇連山 棚山 鳳来寺山 奥三河の山々のオンパレードww
大竜頭まで戻って 今回はカップヌードルとおにぎり。寒いから下山開始。
分岐まで戻る。ここから沢まで急な場所が多い。落ち葉で足を滑らせないよう注意を払うが、2回ほど尻もちをついた。
県道に上がって登り口を振り返る。 午後2時23分、到着。