愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


宮路山〜五井山〜御堂山〜砥神山 4座制覇の縦走

6時間の山歩き、結構、歩きがいあった

宮路山、五井山の縦走は年初に実施した。だが、そこから見える御堂山、砥神山はまだ未踏だったので、「気まくれ山歩」さんのHPに4座縦走が掲載されていた。これを参考に4座制覇を目指した。

電車を使った山歩きは今回が初めて。わくわくドキドキでチャレンジしたが、15.5kmを6時間とは、ちょっと時間がかかりすぎた。


山行き日 2012年4月1日
山名 宮路山(みやじさん)〜 五井山(ごいさん)〜 御堂山(みどうやま)〜 砥神山(砥神山)
場所/登り口 豊川市音羽町、蒲郡市
標高 宮路山…361m
五井山…454.2m
御堂山…364m
砥神山…252m
標高差 441m
距離 15.5km
時間 6時間1分(休憩含む)
あてにならないお疲れ度 ★★★★☆

【ルート】名電赤坂駅−赤坂宿−宮路山登山口−遊歩道入口−宮路山−縦走路−五井山−国坂峠−御堂山−キャンプ場−砥神山(西)−JR三河三谷駅

 

休日の名鉄電車内。普通電車でしかも早朝だから「ガラガラ」状態。

 

名電赤坂駅で下り、旧東海道の赤坂宿へ。

 

赤坂宿の標札なのか、案内板なのか不明だが風情を醸し出している。

 

宿場らしく旅籠が存在しているが、現在は営業しているかは不明。

 

宮路山に向けて市道を登ると途中に参詣道があり、ここから山頂へ繋がっているらしい。当然、こちらを歩く。初っ端から急登で身体が辛い。

 

案の定、遊歩道の入口に着いた。緩やかな遊歩道を進みツツジの群生地を越える。下の方から「ヤッホー!」が聞こえる。子供たちが大勢登ってくる。

 

ツツジの群生地横の急斜面から三河の山々を眺めるが、春の霞がかかって眺望は芳しくない。

 

右へ行けば縦走路だが、一旦、宮路山頂へ向かう。

 

宮路山。立派な碑である。

 

五井山へ向かう縦走路。広く歩きやすい。2人が並んで歩いても十分な広さがあるが、今回は単独だから、それはかなわない。森の中からはウグイスが「春が来た」と叫ぶように鳴き誇っている。

 

縦走路のちょうど中間点あたりに無線中継所がある。企業名など示す標札は無い。いったい何の中継所か?

あとで分かったが、どうも防衛施設らしい。だから監視カメラ等、警備は厳重さだったのか。

五井山に新たに建てられた標札。以前は何も無かった。

 

三等三角点(点名:五井村)

 

五井山から蒲郡の市街地と三河湾を眺める。

 

さて、今度は「国坂峠」に向かって下山だ。

 

林道はどうも通行止めらしいが、「なんとかなるわ」で下りることにする。

 

お寺さんを通り過ぎたあたりに参詣道があるらしい。道標に沿って下りることにする。

 

参詣道には観音さんが幾つもある。

 

下りると沢が現れた。このまま下がれば良いのか!? 初めてだから不明。なにか巻道がある。そちらへ向かってみる。

 

巻道に入ってきたらどうも違うらしい。地図ではこのまま下りれば林道に出合うことになる。思い切って、そのまま下りた。林道には3m近い崖を下りないといけない。思い切って飛び降りたら、しっかり尻もち。尾?骨が痛かった(><;

さらに間違いは重なるもの。そのまま下ったから「行き止まり」に。その場所にはイノシシの捕獲檻が設置され異様な雰囲気。慌てて戻ることにした。

飛び降りた地点から20m先に登り口があった。「なんだ〜ここに出るのか!」とつぶやく。

 

この先にあった道標に従って「国坂峠」に到着した。

 

 

県道を横切り、御堂山に向かって登山道に入る。急登を越え緩やかな尾根道に入って行く。お尻はまだ痛い!

 

尾根道は歩きやすいが、この日は風が強い。しかも北風だ。木々は風で大きく揺れている。尾根道から振り返ると「五井山」が山容を見せている。

 

道標に従って来たら、左が住居跡?直進が丹野城址とある。隣にあった標識も直進が御堂山と相楽山荘とある。直進することにする。

 

御堂山に到着したらしい。たくさん山頂を示す看板。自慢げに林立している(笑)。四等三角点(点名:御堂山)を確認す。

 

この御堂山はお城があったらしい。その由来の看板もある。確かに四方を見渡せるから山城には最適かもしれない。

 

山頂から少し下がった場所からの眺望。ひょうたん島のような三河大島(中央)や竹島、さらに西浦が見える。

 

山頂からの登山道はなんとコンクリートの道だった。階段ありで歩きやすいとは、ちょっと言い難い。

 

キャンプ場の入口まで下りてきた。名称は「蒲郡さがらの森」と言うらしい。

 

お昼はとっくに過ぎている。キャンプ場のテーブルを借りて山メシランチ。メニューは御覧のとおり。いつもとおなじ。

 

さて、砥神山に向かって出発。道標に従って進む。

 

標識にもあった潮見展望台からの眺望。ラグーナがハッキリ見える。

 

潮見展望台の反対側にある「夕陽の丘展望台」からは三ヶ根、遠望峰が見てとれる。

 

標識に従って尾根道を進む。

 

分岐点では砥神山展望台を選んで進む。

 

西の砥神山に到着。御神体(?)が鎮座している。

 

砥神山(西)からの眺望。ラグーナや大島が見える。

 

スリル坂という急坂を下りると奥の院があった。参拝してさらに下る。

 

今度は「くぐり岩」。潜ってやとうと思ったが、さっきの尻もちでまだお尻が痛い。諦めた。そのまま先を急ぐ。

 

市道に出合った。このまま三谷駅に向かうことにする。麓まで下りると地元の方が畑仕事。これも春の証拠だ。振り返ると砥神山が容姿を表していた。

 

民家の軒先にはツツジが早くも咲き誇っている。ピンクが凄く綺麗だ。

 

国道23号、新幹線ガードを越え、JR三河三谷駅に到着。休日だからか空いている。だが山歩きの格好をした年配者は結構多かった。